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【体験レポ】『価値観、ミッションから考える商品設計とマーケティング』

皆様こんにちは!

「すっごいマーケティング勉強会」体験レポーターの、もりひとみです。

さて、本日お届けします第30回「すっごいマーケティング勉強会」のレポートは・・・。

【株式会社Catch the Web 代表取締役】 松井宏晃 先生の『価値観、ミッションから考える商品設計とマーケティング』です。

これからの市場において、”どこにでもあるもの”は売れなくなり、”他に代わりの効くサービス”は生き残れない。

だからこそ、USP<Unique Selling Proposition>(あるいはMSP<Me Selling Proposition>)に重点を置いて取り組む方も増えています。

とは言え、今あなたが抱えている問題の壁を超えるには「ノウハウやメソッドだけでは限界を感じる」というのが現実ではないでしょうか。

そこでこのレポートでは、価値観やミッションから考える商品設計の重要性や正しいマーケティングのノウハウなど、あなたの問題解決の核となる部分をまとめてお伝えいたします。

なぜ、あなたは限界を超えられないのか?

あなたにとって今、一番必要なことは何のか?など

最後までお読みいただけば、きっとあなたに必要な答えを見つけていただけると思います!

第30回「すっごいマーケティング勉強会」の概要は

今回の講義では、価値観やミッションにマッチした商品設計の重要性と、大幅な顧客単価アップ、説明会成約率アップ、売上アップ、LTVアップを実現するマーケティング方法など、様々な事例をまじえながら分かりやすくレクチャーいただきました。

この勉強会はこのような方に向けて開催されました

・なんとなく、100万円前後の商品やサービス販売で満足してしまっている方

・ご自身の強みをサービスに活かし切れていない方

・年商数千万円から脱却したい方

・コロナ禍で売上を大きく落としてしまったコンテンツビジネス実践者の方

・すでに自社商品、サービスをもっていて、オンラインでの販売を強化したい方

・継続した右肩あがりの収益や安定収益を構築したい方

・安定的に集客できる方法が見つからない方

・見込み客に高額サービスを提案するために信頼関係を構築したい方

・広告を回して集客しているけど費用対効果が合わない方

・Webマーケティングを活用してビジネスの仕組化をしていきたい方

・オンラインビジネスの仕組化、最大化に限界を感じている方

講師:松井宏晃 先生のプロフィール

【株式会社Catch the Web 代表取締役】 松井宏晃 先生

インターネットのみで売上100億円を生み出した従業員数30名の会社の代表を務める。

大学卒業後、大手証券会社で個人営業2年、法人営業3年と丸5年勤めた後、Catch the Webに入社。

前社長のアジア進出をきっかけに、持ち前の人柄の良さと数字への徹底的なこだわりからわずか1年でトップに昇り詰め、代表取締役に就任する。

「日本一のWebマーケティングでワクワクする未来を創造する」という経営理念の元、結果を出すのは当然のこととして、自己実現できる人の輩出に努めている。

お付き合い頂いたお客様には全力で集客、仕組み作りを行い、質の高いマーケティングのアドバイスを行い成功に導いている。

2021年1月に出版した初の書籍「ミッションが10割」は、Amazonランキング23カテゴリーで1位を記録する。

株式会社 Catch the Web とは

株式会社Catch the Web は『日本一のWebマーケティングでワクワクする未来を想像する』という経営理念のもと、常に最高の結果を目指すWebマーケティングコンサルタントチームとして、クライアントとメンバーの理想を実現する企業。

2006年の創業以来、Webマーケティングのプロフェッショナルとして最新のWebマーケティングを実践し、第一線で業界を牽引し続ける屈指の企業として知られている。

(公式ページ:https://www.catch-the-web.com/

第1部【講義編】

第1部では価値観に沿った商品設計の具体的な方法について学びました。

この講義で語られる「価値観」とは、松井先生自らが学ばれたDr.ディマティーニのメソッドに起因します。
このDr.ディマティーニが開発した自己啓発系のメソッドは、以前私も体験したことがありますが本当に面白いワークです。

ザックリ内容をお伝えすると、13の質問に答えることで自分の価値観と人生のミッションを知り、それに沿った活動をすることで人生がより良い方向へ加速する・・・という感じです。

ただ、今回の講義ではこのメソッドについては割愛されていたためここで詳細をお伝えすることができません。

・・・が、『Dr.ディマティーニ 13のメソッド』などで検索いただくと詳しいページが見つかりますので、興味のある方はチャレンジしてみてください。

価値観に沿って価値を最大化する商品設計<その1>

ところで、価値と価値観は違いは何だと思いますか?

価値観を追求した先に「自分にしかないもの」が価値として生まれてくる、と松井先生はおっしゃいます。

価値観は自分の人生経験をベースに形成される自分が最も大切に想う意志基準のようなものです。

ですので必ず全ての人に価値観は存在し、同じ価値観の人はいません。

つまり「自分の価値観」こそが「自分らしさ=独自性・希少性」であり、価値観が商品に投影されることで競合と差別化され商品価値も高まります。

ただ、自分の価値観が漠然としている方がほとんどです。

だからこそ、商品の価値を最大化させるには自分の価値観を明確にして商品に投影させることが大切です。

とはいえ、良い商品だけでは売り上げアップにはつながりません。

やはり成果には「見せ方・伝え方」も非常に重要だと、松井先生のレクチャーで実感しました。

ここではその中でも「なるほど〜!」と、一番衝撃を受けた事例をお伝えしたいと思います。

「1本1万円のネギ」の話

かなりこだわり抜いた栽培方法で完全受注生産。

年間数本採れるかどうか・・・という、まさに幻の1本。

「1本1万円の高級ネギ」が結構売れているそうです。

ところで、このネギ農家はなぜ1本1万円のネギを売ろうと思ったのでしょう?

高額のネギを販売して売り上げを上げたかったのでしょうか・・・。

はたして1本1万円のネギの狙い、それは・・・。

「3本198円のネギの値段を2本で298円にしたかった」

要は「ネギの値段の相場をあげたかった」というのがことの真相です。

つまり、「1本1万円のネギを作る農家のネギはきっと特別に違いない。だったら2本298円は相場より少し高いけど買ってみようか・・・」というのが本命の狙いで、1万円のネギはあくまで本来の目的の布石だったのです。

「上位商品=販売」ということではなく、上位商品を基準にすることで本命商品の価値を引き上げる・・・。

「なるほど〜!」と、この話に私は衝撃を受けました。

人は比較対象で判断する習性があります。

このネギの話のように、自分のMAX値(最大値)を提示することは、自分自身の価値が引き上げられて、またその価値も周囲にも伝わりやすくなります。

ですので「本当に自分はこれだけできる、ここまでできる」という根拠がしっかりしていれば、最大値で設定した上位の商品を用意するのはお勧めです。

実際にこの話を聞いて「これは即、自分も取り入れたい!」という参加者が多数いらっしゃいました。

本命商品の価値が上がることで、お客様の満足度もグッと上がると思います。

ぜひあなたも取り組んでみてはいかがでしょうか。

価値観に沿って価値を最大化する商品設計<その2>

LTV最大化に繋がる商品設計では「おとり」「本命」「大本命」がポイントです。

「おとり」と言われると少々怯んでしまいますが笑、要は「おとり=入口」ということなので、「おとり=フロントエンド」「本命=バックエンド」というのはわかります。

ですが・・・「大本命」とは一体どういうことなのでしょう。

通常は「おとり=フロントエンド」で見込み客の集客(無料や低価格セミナーなど入口になる活動)があり、「本命=バックエンド」で高額講座や商品の販売、というのが一般的な流れかと思います。

ですが「それだけじゃもったいないです!!」とおっしゃる松井先生。

一体どういうことなのでしょう。

おとり・本命・大本命の循環

LTV最大化するには本命のバックエンドを「入口のフロントエンド」にシフトして、次々に「本命(大本命)」を作り続けることが大切だ、と松井先生はおっしゃいます。

さらに、この循環が作れると有料コンテンツがフロントにシフトするので、広告費や経費の考え方も変わってきます。

例えば、120万の商品に120万円の広告費をかけるのは難しくても、この方法なら順次拡大したレベルでマーケティング戦略を組むことも可能になります。

価値観を大切にしたメッセージの伝え方・届け方

商品に自分の価値観を投影させて独自性や希少性を持たせても、それをうまく伝える手段がなければ商品は売れません。

仮に、熱い想いや理念を一生懸命に伝えても、一部のファン的な顧客には受け入れられるかもしれませんが、多くの人たちにの耳にはなかなかうまく届きません。

「理念だけでは共感されない」これが今の市場の現実です。

しかし、ビジネスとしてはできる限り広い層を取りたい、というのが本音です。

では実際に、より多くの皆様に自分の商品価値を正しく理解してもらうにはどうすれば良いのでしょう。

まずは話を聞く耳を作る

商品販売では「聞く耳を作ってから想いを伝える」

この順番が非常に大事です、と松井先生はおっしゃいます。

そのためには人の行動心理を知り、その法則を最大限に利用することも必要です。

例えばフロイトの心理学で「痛みと快楽の法則」というのがあります。

これは、人には「痛みを避け快楽を得たい」という本能がある、という理論です。

人は行動の動機付けとして「こうなりたい、こうしたい」というような希望的な感情よりも「これは嫌、これはしたくない」という回避的感情の方がモチベーションは強くなる、ということです。

また、この他にもゴールデンサークルの理論を取り入れ、情報を伝える際の順番を意識することも大事です。

(ゴールデンサークルについては「TED」や「サイモンシネック」で検索いただくと詳しいサイトがありますのでご参照ください)

確かに、自分が顧客の立場で考えると実績や数字ばかりをガンガン全面に出されると「煽ってる?」と引いてしまいます。

かといって、理念ばかり熱く語られても「本当に効果あるのかな?」と不安になる・・・。

「顧客はわがまま!」と、ある経営者の方がおっしゃっていましたが笑、確かに自分も買う側に立つとそうかも・・・と思います。

だからこそ、買い手側が「聞きたいな」と思うように順序立てて伝える、というのは非常に大事だと実感しました。

信用、信頼、共感の先に、「じゃあ、もうちょっと話を聞いてみようかな・・・」と聞く耳が作られる、ということですね。

第2部【事例編】

第2部では、実際に株式会社Catch the Webさんで行っているサービスを例に、価値観やミッションで動くとどうなるのか?という具体的な流れを解説いただきました。

ここではその一つをご紹介したいと思います。

事例:アフィマネ

「アフィマネ」とは、アフィリエイトのノウハウを教える、Catch the Webさんの提供する月額1万円の講座です。

近年、美容系広告の内容が問題視され逮捕者が出るなど社会問題化していることから、「煽らない記事の書き方知りたくないですか?」というのをコンセプトに掲げて情報発信することにしたそうです。

実は、Catch the Webさんは優秀なライターさんがいるものの、運営面に課題があったそうです。

そこで、煽らず売れる正しいライティングのノウハウを入口に、本命は外部運営者の募集として企画をスタートさせた、ということです。

さらには「集客にはタイミングも大切」ということで、逮捕者が出ている時に合わせてオファーを出したところ、思ったよりも反響があったそうです。

まさに「価値観を投影させた商品の設計」と「人の心理を利用した戦略」の事例で、商品のクオリティと伝え方の双方の重要性がしっかりと理解できました。

さらに、松井先生の描くアフィマネの未来像は広がり続け、ゆくゆくは企業のコンサルにも繋がるかも・・・というお話もありました。

そんな「次」を語る松井先生は本当に楽しそうでパワフルで、聞いているだけでワクワクとドキドキをたくさんいただきました。

今回のまとめ

ポイント【その1】

*自分の価値観を商品に投影させる

*商品は自分にできるMAX値を基準にして設計する

*MAX値の商品があることで元々の商品の単価が引き上げられる

ポイント【その2】

*常にバックエンドを考える「その先になができるか?」

*価値観に沿ったビジネスはどこまでも楽しくできる

ポイント【その3】

*顧客の裾野を広げるには、相手に「話を聞く耳」を作る

*相手の信用(聞く耳)が得られて初めて「自分の伝えたいこと」が相手に届く

強力で実用的なノウハウからビジネスの成功マインドまで、本当に幅広い学びと気づきをたくさんいただきました。

特に、価値観の大切さが心に響くアメイジングな勉強会でした。

久しぶりにDr.ディマティーニのメソッドをやりたくなりました笑。

さらにさらに!

今回は参加者全員に、松井先生から「何でも相談OK!」の30分個別コンサルのプレゼントもあって、2倍3倍にお得な勉強会だったと思います。

松井先生、素敵な講義を本当にありがとうございました。

余談ですが・・・

質疑応答では、皆様が熱心に質問されて大盛況(?)だったのですが、その中の一つに「このような勉強会を開きたいと思っているがどうすればいいですか?」という質問がありました。

本来、講義に関係ない質問はあまりよろしくないとは思いますが、まだお若い方で(20代とおっしゃっていました)、あまりに真っ直ぐで微笑ましく感じました。

先生方もそう感じられたのか・・・丁寧に一生懸命レクチャーされている様子に心がとても温かくなりました。

すっごいマーケティング勉強会は最新最強のノウハウとともに、人間力を学べるのも大きな魅力だと私はいつも感じています。

講義の隙間で垣間見える先生方の人間力や輝きから得られる学びや気づきは、「すっごいマーケティング勉強会」に参加した人だけが体験できる特権です。

ぜひ、皆様も「すっごいマーケティング勉強会」を体験してみてください。

本日のレポートは以上です。 (^も^ゞ

この記事が皆様のお役に立てば幸甚です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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